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36 Lessons of Vivec, Sermon 4を日本語化してみた

以下はThe Elder Scrolls III: Morrowindに登場する書籍 "36 Lessons of Vivec, Sermon 4" を自分なりに訳した物です。前回から随分と日が空いてしまいました。Vivecはもう詩人でも戦士でもなく、哲学者だと称したほうがいいのではないでしょうか。



その内にVivecの卵を抱えたNetchimanの妻の身代わりは、Indorilの地を目指す行路に戻った。旅の最中、さらに多くの霊たちがその元を訪れ、その息子にして娘、未来の栄えある、まだ見ぬVvardenfellの戦士にして詩人たるVivecに教えを授けた。

Coincidence GuildのLobbyistと呼ばれる霊の一団が、姿を現した。Vivecはすぐさまその課題を理解し、告げた:

"大衆の神に対する概念は、偶然性を葬る。"

その名を忘れ去られてしまったLobbyistの長は、概念の存在の弁護を試みた。彼が告げる "言葉を発することは同時に、神秘性ともなり得る。"

Vivecは自身の神聖を保持するためには、幸運に対抗し得る強い説得力を示さねばならないことを知っていた。彼が語る:

"偶然の拍子に具体化した、類似する様相および完全に異なる要素の突如の発露こそが、事実、偶然性たる前提条件の1つなのではないだろうか? 共時性とは、最も根底たる水準における偶然の一致の積み重ねにより生まれる。さらに検証を重ねれば、膨大な数の偶然の一致が有する絶対的な力こそが、共時性が偶然以上の何かによって導かれているとの考えに至らしめていることが分かる。そのため、共時性は偶然の一致という概念を無効としてしまう。例えそれらが、偶然性を表面化させるものであったとしても。"

こうして、Velothiの地において偶然性はその力を失った。

その後、大地のOld BoneがNechimanの妻の身代わりの前に立ち上がり言葉を発した。 "汝が世界を統べる王として生まれるのであれば、新たな言葉をもって世界を惑わさねばならぬ。我を思案に沈めてみせよ。"

"いいだろう" Vivecが言葉を返した。 "世界について話そう。私が神秘、そして愛と分かち合う世界の話を。その中心たる者は誰か? その珠玉たる美しき道を歩んだことはあるだろうか? 私はある。明るく、秘されていて、偽りの存在であるがゆえに灯は姿を消し、百と三の熱情の欠片より生み出されし影の先端を撫でると、証となるものは何も残らない。"

するとOld Boneは二十回にわたって自らを折り重ね、ミルクのようなものへと変じた。Vivecの飲んだそれは、世界を統べる王たらしめるものであった。

最後にChancellor of Exactitudeが姿を現した。その姿はどの角度から見ても完璧であった。Vivecはすぐさま課題を理解し、告げた:

"確信とは、パズルボックスの論理学者たち、そしていつでも自らの心にそれを抱く誠実で魅力的な少女たちのためのものだ。この身は疑念により記された手紙である。"

Chancellorは頭を下げると、五十通りの非の打ち所のない笑みを同時に浮かべた。彼は宇宙のアストロラーベを取り出すとそれを真っ二つに割り、それらを卵の姿のVivecへと差し出した。

Vivecは笑い告げた。 "なるほど。本心への熱心な隷属は極地の氷のように利己的なものであり、他者より恵まれているとみなされる人生に精を尽くすことで悪化する。世界を統べる王たる以上、耐えられぬ程の多くの苦しみに耐え、アストロラーベや羅針盤では測り得ない問題を見定めねばならない。

ALMSIVIの言葉をもって、この説法を終える。
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